2021/10/15 22:30

こんにちは。

ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

まちまちえんぴつといいます。

北海道の東の方で、えんぴつを作っています。



私は以前、林業関係の仕事をしていて、

2018年に転勤で北海道・十勝に来ました。


北海道の広い空や鮮やかな四季、

開拓者精神あふれるチャレンジャーの方々に感銘を受け、

すっかり気に入って、そのまま移住しました。





北海道で仲良くなった農家さんや漁師さんは

時々、自分で採った・獲ったものをお裾分けしてくれました。

その美味しさに感動する一方で、

林業でも、こんな風に生産者が直接消費者に

自分が作ったものを渡せるようになったら…

という野望(?)が生まれました。




とはいえ、木を加工するには

いくつもプロセスがあり、

伐採した木をすぐに誰かにあげることは難しいですが、

そのプロセスをなるべくシンプルに、

関わっている方が見えるようにすることで、

林業の生産者と消費者の距離を縮めることが

できるのではと思い立ちました。




そこから試行錯誤し、

うまれたのが「まちまちえんぴつ」です。




まちの森林組合や木工所から、

板になった木材を購入し、

自分でえんぴつに加工しています。




その時々に入手できた木材から作るので、

樹種はまちまちになります。


一つ一つ節を除いたり、

端材を使ったりするので、

長さも少し、まちまちです。




塗装のない手ざわり、

木目の個性が見える太さから、

山に生きていた木のこと、

それをここまで運んできた人のことを、

想像していただけたら嬉しいです。